エナリル (高血圧改善)

エナリルは、エナラプリルマレイン酸塩とも呼ばれている降圧剤の効果が期待できる医薬品です。エナリル（エナラプリルマレイン酸塩）は、水分や電解質を調整したり血管の拡張をすることで降圧剤としての効果があります。腎臓や心臓にかかる負担を軽くしてくれる効能もあるのです。降圧剤としてのエナリル（エナラプリルマレイン酸塩）は、高血圧の薬として主に使用されます。他には心不全や糖尿病性腎症や腎硬化症にも使われます。

降圧剤のエナリル（エナラプリルマレイン酸塩）を高血圧症に使用する際、成人の場合1日1回5mgから10mgを服用します。生後1ヵ月以上の小児の場合は1日1回、体重1kgあたり0.08mgを服用させます。降圧剤の効果が期待できるエナリル（エナラプリルマレイン酸塩）を重症でない慢性心不全に用いられる場合は1日1回5mgから10mgを服用します。その際利尿剤やジキタリス製剤と併用されます。

降圧剤としてのエナリル（エナラプリルマレイン酸塩）の副作用として報告されているのは、せき、血圧が下がりすぎた場合のめまいがあります。腎臓の良くない方は一時的な腎機能の低下がみられることもあります。それらの際は、必ずかかりつけの医師に相談してください。エナリル（エナラプリルマレイン酸塩）は、飲み始めた頃に立ちくらみやめまいを感じることがあります。急に立ち上がったりせずにゆっくりとした動作を心がけてください。高所での作業や自動車の運転には特に注意してください。定期的な血液検査を受診する必要があります。