トブラデックス点眼液（抗炎症薬）の個人輸入代行

トブラデックス点眼液は結膜炎や角膜炎などの細菌による炎症性の目の病気に使用される目薬です。トブラデックス点眼薬の2つの有効成分であるデキサメタゾンとトブラマイシンがそれぞれ効果を発揮します。デキサメタゾンはステロイド(副腎皮質ホルモン)で目の炎症に効果があり、トブラマイシンは細菌感染症に効果のあるアミノグリコシド系の抗生物質で、この2つの有効成分により作用も強く、炎症を取り除く効果も高いです。しかしトブラデックス点眼液はステロイド点眼薬のため、長期的な使用は好ましくなく、あくまで炎症を抑えるための、短期的な対症療法として使用されます。

トブラデックス点眼液の用法･用量は1回1~2滴を1日3~4回点眼します。使用上の注意としては、角膜上皮剥離や角膜腫瘍のある方はご使用にならないで下さい。またウイルスや結核、真菌による眼の感染症などには効果がありません。

トブラデックス点眼液はステロイド点眼液ですので、長期で使用すると様々な副作用が出やすくなります。トブラデックス点眼液の副作用としては、かすみ目、眼圧上昇、充血、目やにの増加、緑内障、白内障、角膜ヘルペス、角膜真菌症、緑膿菌感染症などが報告されています。これらの症状に気がついたら直ぐに使用をやめ、医師に相談して下さい。副作用は長期でトブラデックス点眼液を使用した場合に起こりうるもので、数日程度の使用なら副作用の心配はほとんどありません。ただし、短期間の使用でもアレルギーや異常を感じたらすぐに使用を中止し、医師に相談するようにしましょう。