CHAMPIX 1mg チャンピックス（禁煙治療薬）

チャンピックス1mgは、ニコチン依存症になってしまっている喫煙者の禁煙をサポートする効果が認められた、初めての禁煙補助内服薬です。チャンピックスの主成分は、バレニクリン酒石酸塩です。ニコチン中毒になるのは、ニコチンによって快楽物質であるドーパミンが放出されるから。バレニクリンは、脳内にあるニコチン受容体に、ニコチンの代わりとして結合します。だから、チャンピックスを服用すると、ニコチンが結合するのを阻害してくれるので、喫煙による満足感が抑制され、禁煙に繋がるんですね。また、バレニクリンの刺激作用で、ドーパミンの剥離が促されるので、たばこに対しての欲求が軽減されるのです。つまり、チャンピックスなら、禁煙によるいらいらや禁断症状、落ち込みなどを感じることなく禁煙が出来るということ。

１日目から３日目までは、半分の０．５mgを１日１回。４日目から７日目までは、１日２回、０．５mgを服用します。８日目からは、１mgを朝食後と夕食後に服用していきます。つまり、１日目から７日目までは、ピルカッターなどで半分にして服用するということです。

吐き気やめまい、頭痛や腹痛など一般的なものから、皮膚のただれや痛み、むくみや不眠など重度のものまでいろいろあります。だけど、用法用量を守っていれば、こういった症状が出ることはほとんどありません。ただし、注意事項として、精神障害や精神治療のための治療薬を服用している方は、医師に相談してください。また、透析を受けていたり、腎機能障害がある方も、医師に相談してから使用しましょう。