ミニディアブ　5mg(糖尿病治療)

食事療法や運動療法を行なっても、血糖値の改善が見られないII型糖尿病の人に高い効果を発揮するのが、ミニディアブという糖尿病治療薬です。II型糖尿病と言うのは、インスリンが分泌されるものの、その量が不足するために血糖値が上昇してしまいます。ミニディアブを服用すれば、インスリンの分泌が促進されるので、この上昇を防ぐことが出来るのです。もしも、運動や食事などの療法を行なっても改善が見られない場合には、ミニディアブが処方されます。

成人の場合、初めての服用量は１日１回5mgを、朝食か昼食の30分前に服用します。でも、II型糖尿病が軽度である場合には、半量の2.5mgから服用を始めましょう。維持量として服用出来るのは15mgですが、最大使用量は20mgとなっています。

低血糖、嘔吐、便秘や発疹など、一般的な糖尿病治療薬と同じものです。特に、ミニディアブだから出るという副作用は、低ナトリウム血や血小板の減少ですが、ごくまれなので心配ありません。注意事項としては、効果が２４時間持続するので、２４時間以内に最大使用量以上を摂取しないようにしましょう。