クレストール錠(高脂血症治療薬)10mg/20mg

クレストールはリスタチン系のコレステロールを下げる薬です。HMG-CoA還元酵素阻薬としてこの系統の薬はコレステロールを下げる働きを強く持っていて高コレステロールの治療薬として世界中でもよく使用されている薬です。一般名はロスバスタチンカルシウムといいます。高脂血症用剤です。日本名はクレストール剤です。

【10mg錠】
ロスバスタチン10 mg相当量のロスバスタチンカルシウム10.4 mg。

【20mg錠】
ロスバスタチン20 mg相当量のロスバスタチンカルシウム20.8 m

クレストールはリスタチン系のコレステロールを下げる薬です。

一般的に成人にはロスバスタチンとして、1日に1回2.5mgを投与して開始しますが早期にコレステロール数値を下げなければいけない場合には5mgから投与をスタートしてもいいです。年齢や症状によってクレストールの増減は医師の判断によって変わります。1日に最大用量が20mgとなっています。クレストールは十分に使用する前に検査をした上で高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症だということがわかった上で考慮して処方する必要があります。クレストールは1日に1回の服用だけで効果が長続きするのが特徴の薬でコレステロールだけでなく中性脂肪も低下させる働きがあります。

クレストールの副作用としては脱力感や尿が赤くなる、排尿困難、手足のしびれ、痛みが出ることがあります。また倦怠感や皮膚、白目が黄色くなることもありますし、発熱や発疹、全身の赤みなどが現れることもあります。クレストールはとてもまれではありますが、激しい運動をしたあとに脱水症状になることがあるので激しい運動は避けましょう。