ロゾール(プロトンポンプ阻害剤)
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特徴
胃酸の分泌機能プロトンポンプの活動を抑え、胃酸の出るのを少なくします。それによって胃酸による胃粘膜への負担を減らし、胃潰瘍等の治療につなげます。
ロゾール(プロトンポンプ阻害剤) 効能
【1】胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群【2】逆流性食道炎【3】非びらん性胃食道逆流症(錠10mgのみ)【4】下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃
用法用量
【1】通常、成人はオメプラゾールとして1日1回20mgを経口服用する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの服用とする。【2】通常、成人はオメプラゾールとして1日1回20mgを経口服用する。なお、通常、8週間までの服用とする。さらに再発、再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1日1回10~20mgを経口服用する。【3】通常、成人はオメプラゾールとして1日1回10mgを経口服用する。なお、通常、4週間までの服用する。【4】通常、成人はオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口服用する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン及びクラリスロマイシンの3剤服用によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人はオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリンとして1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口服用する。
副作用
副作用はあまり無いといわれています。稀に、肝機能値に異常が現れたり、頭痛やめまい、軟便、下痢になる方がいます。ピロリ菌の治療で、酷い下痢が治まらい場合は 医師にご相談ください。特別な副作用として、血液障害(白血球や血小板の減少)があります。極めて稀な副作用として、肝障害、腎炎、皮膚障害が報告されています。これらの副作用の発症を防ぐために、定期的に検診をお勧めします。
注意事項
- 持病や治療中の病気、アレルギー等がある方は、医師にご相談ください。
- 飲み合わせの悪い薬があります。他にお薬を使用している方は医師に伝えておいてください。
- 腸で溶けるように作ってあるため、噛んだりせずに飲み込んでください。
- 長期にわたり使用する場合は、定期的に検診を受けてください。
- 病状により服用法が異なります。医師の指示を受けてください。
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