ﾙｼﾌｧｯｸｽ（抗生物質）

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ﾙｼﾌｧｯｸｽはﾘﾌｧｷｼﾐﾝが有効成分として含まれる抗生物質です｡腸だけに作用する働きがあり､他の抗生物質のような副作用が少なくなっています｡他の薬のように血液中に移行しないのです｡ﾙｼﾌｧｯｸｽに含まれているﾘﾌｧｷｼﾝﾐﾝは難吸収性という特徴を持っています｡ﾙｼﾌｧｯｸｽには腸内のﾊﾞｸﾃﾘｱの異常増殖を抑制する働きがあります｡旅行者用の下痢止めとしてよく使われます｡ﾙｼﾌｧｯｸｽは憩室炎､結腸や直腸手術時の感染予防にも使われ､過敏性腸症候群やｸﾛｰﾝ病､肝性脳症にも効果を発揮します｡ﾙｼﾌｧｯｸｽはﾘﾌｧｷｼﾐﾝと呼ばれることもあります｡

ﾙｼﾌｧｯｸｽ（ﾘﾌｧｷｼﾝﾐﾝ）は1回200mgを1日3回3日間服用します｡肝性脳症の場合はﾘﾌｧｷｼﾐﾝを1回550mgを1日2回服用します｡これはあくまで目安の量です｡服用する量は適時増減可能です｡使用量がわからない時は医師に相談してください｡

ﾘﾌｧｷｼﾐﾝは全身の副作用のないことが大きな特長になっています｡

ﾙｼﾌｧｯｸｽに過敏症のある方は使用しないでください｡発熱を伴う下痢の時にもﾙｼﾌｧｯｸｽの使用を止めてください｡ｶﾝﾋﾟﾛﾊﾞｸﾀｰ菌､赤痢菌およびｻﾙﾓﾈﾗ菌による旅行者下痢に対する効果は確認されていません｡ﾙｼﾌｧｯｸｽを長期間使うことは避けたほうがよいでしょう｡

妊娠中の方や妊娠の可能性がある方は医師に相談してからﾙｼﾌｧｯｸｽを使用してください｡幼児には使わないほうがよいでしょう｡

　

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