デパスの依存性と離脱症状について

デパスや後発薬のエチラームはエチゾラムを主成分とした鎮静作用、睡眠導入作用を持つ精神安定剤です。
効果の持続時間としては約5時間から6時間程度であり、服用後3時間ほどで最も高い効果が得られるとされています。
効果自体も比較的短時間で強く作用し、不眠症をはじめ、肩こりなどにも幅広く処方されています。
一方で、服用期間が長期になるにつれて身体の方が効果に慣れてしまい効きにくくなったと感じてしまうケースが存在します。
それにより、医師の判断を仰がず自己判断で服用量を増加してしまうというケースが非常に多いのも特徴です。
またデパス錠は長期に渡って服用すると依存する薬品としても知られており、服用をやめるタイミングも含めしっかりと医師と相談することが重要です。

利用中の副作用としては、強い眠気が続く、倦怠感や集中力低下。また女性の場合は生理不順などが存在しています。
特にこれらの副作用はこの薬に限ったことではありませんがほかの薬と併用することで症状を増大させる可能性が存在します。
薬の併用が避けられないケースでは事前に医師に相談し、代わりの利く薬であれば差し替えて貰うなど、対策する必要があります。
このように、デパスは有能な薬であることに違いはありませんが、快適に利用するからには医師の指示にはしっかりと従い、それにそった利用を続けることが重要です。

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